『ユート』第3巻 amazonへのリンク『ユート』第3巻
原作 ほったゆみ/作画 河野慶
ジャンプコミックス
(画像はamazonへのリンク)


しばらく前に回収しておいた『ユート』をぽちぽちと眺める。よく雑誌の末尾のマンガにありがちなやっちゃった感もごちゃごちゃ感もなく、面白く読めてしまった。追いかけられる者が、追いかけてくる主人公をバリバリ意識するのはほったゆみらしくとても面白いのだけれどなぁ。これはもうジャンプのアンケート層とオイラに随分距離が出来てしまったということだろうか。

この『ユート』、ほったゆみが用意した枠組みに対してどう話を付けてくるか、非常に関心があった。雄斗と高月・牧原との関係と、雄斗と吾川の関係だ。つまり追いかけられる者と主人公との関係と、主人公と追いかけてくる者との関係。

前者は『ヒカルの碁』と同じようなテーマだ。佐為や塔矢アキラとヒカルの関係。前作では手詰まり感があったからこれをどう解消してくるか興味があった。

後者は主人公を進藤ヒカルのみとすればなかった要素だろう。この吾川は雄斗以上に主人公らしい。最初は素人で並はずれた才能を示し、傲慢といえるぐらいの自信を持つ。この2人を対決させることを高月や牧原を交えながらどう表現していくのかは楽しみだった。

ほったゆみが描けば成功するにせよ失敗するにせよ面白くなるだろうから期待していたのだが、主人公と交差する前にマンガ自体が終わってしまったのはすこぶる残念。通して読み返してみても不満はないのだけれどなぁ。


あと、今回はあまり芳しくない結果に終わってしまったが、おまけのマンガ、「ユート 作画の日々」見る限りでは話も十分面白そうなので作者氏にはこれからを期待したいところ。また、この「ユート 作画の日々」をみると作画の河野慶は武井宏之のアシスタントをしてたようだ。マンガを読む限りでは『仏ゾーン』の影は見なかったのだけれどな。
タグ:ユート
posted by tyakkue at 00:14 | TrackBack(0) | comic | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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